オートテストに参加してみよう!


〜オートテストとは〜


パイロン等で設定されたコースを走行し、タイムを競うタイムトライアル形式の競技です。

コースはスラロームや旋回、車庫入れ、縦列駐車や狭所など、その時の設定により様々。


世代問わず運転技術の向上や高齢化に伴う老化対策、不慣れな新しい車への適応など、

自分の車や身体能力への理解を深めることが可能なオートテストによる

トレーニングを実践する価値は現代人において大いにあると思われます。


最高速は概ね50km/h程度になるように考えて作られているために

ヘルメットやグローブ、車体への競技用安全装備の追加などが不要で、

コースナビゲーターを助手席へ同乗させての走行も可能です(要事前申込)。


安価に設定された参加費、当日参加も可能であることが多く、

モータースポーツに触れてみるには最適な手法と言えます。

ジムカーナやサーキット走行会へのデビュー前にぜひとも試してもらいたい競技です。


内容こそシンプルですが、効果的な車庫入れ動作などの要素が多く

単純な速さだけでは勝てないという奥深さもまた魅力的です。


これらのスタイルから、初心者から年配の方まで幅広く楽しめる傾向もあります。


車種としては軽、電気自動車、ハイブリッド、コンパクトカーなど

軽くて取り回しがよく、出足のいい車が良い結果を出している傾向がありますので

普段載っている足車でも十分に楽しめます。ぜひともご参加を!


SUGO Mパークに設定されたコース。

慣熟歩行でコースを覚え、2回の走行を行う点、パイロンタッチで10秒ペナルティ等があり、基本的なルールはジムカーナと似ています。

走行したタイムにペナルティのポイントを合計したタイムで競います。

オフィシャルがコース内にて旗を振っていますので、可能な限り見て確認をしてください。

コースクリアや車庫入れが決まった時に緑、パイロンタッチで黄色、緊急時に赤など、各種旗が上がります。


当日必要なもの

1:健康な体

(これ一番大事です)

2:故障していないナンバー付き自動車

(明らかな違法改造車両は参加をお断りする場合があります)

3:ゼッケンを貼り付けるテープ類

(ビニール、養生、マステ等)

4:免許証、当日参加の人は印鑑も!

(財布を忘れて♪以下略になりませんように)

5:競技運転に適した服装(同乗者も同様)

長袖・長ズボン・運転しやすい靴(ハイヒール・サンダル等は禁止です。)

軽トラックに長靴くらいは大目に見るかも?


競技運転者の心得

オートテストはモータースポーツ初心者等をメインターゲットとし、運転の技術、正確さを競い、向上させる事を主眼に置いた競技です。

基本的に車の性能比べや度胸試しではありません。エキスパートクラスはある程度別としまして、決してムキにならないで下さい。

技術を競う以上、車を壊しかねない冷静さを欠いた運転や過度なチューニングが目立ってくると、以降の大会存続に関わります。

最高速度も何km/h出たとか少なからずネット等で公開してくる方もいるようですが、そこまでやれる力量があるのならば

理論上の最高速度を追い求めるのではなく、出し過ぎないよう抑えるように技術向上、周辺へのアドバイスをお願いします。

一般道で速度制限を守る事と変わりはありません。速度が出る車は出てしまうので、コース設計上における最高速(40〜50km/h前後まで)は

ドライバーの方で守って頂き、ヘルメット等の装備が無くても安全に走行できる速度に自制する技術を磨いて下さい。


車載カメラ動画撮影等に関して

基本的にOKですが、取り付け時はカメラが落下しないよう対策をお願いします。

無人の定点カメラをコース付近に設置する場合は運営に確認をとってください。

可能な限り安全に対応できるよう傍に担当者を置いていただければ申し分ありません。


同乗者に関して

サーキット内保険等に関わりますので、必ず事務局へ申し込みをお願いします。

基本的にドライバーと同様に安全に配慮した服装でお願いします。


タイヤに関して

一般的なラジアルタイヤ、オールシーズンタイヤ、スタッドレスタイヤでの参加をお願いします。

ストップ&ゴーが多く、抵抗の大きいハイグリップよりコンフォートスポーツやエコタイヤの方が「断然楽で安全」です。

ハイトワゴンなど重心が高い車両の場合タイヤ性能の限界が車体性能の限界を超える場合がありますので

この場合におきましてはハイグリップタイヤの装着は控える方が安全です。


モータースポーツ用の高性能ラジアルタイヤはグレーゾーンですが、性能面ではほぼSタイヤであるため、

はく離したタイヤカスなどで会場や他車のタイヤ表面を汚す場合が多々ありますので、

可能な限り使用を避けていただけると助かります。

タイヤの性能比べに偏らないようお願い申し上げます。


オートテストにおいては避けた方がよいグレーなモータースポーツ用ラジアルタイヤ一例

DIREZZA βシリーズ(ダンロップ)

POTENZA RE-12D/07D(ブリヂストン)

ADVAN A052/A08B(ヨコハマ)

PILOT SPORT CUP2R(ミシュラン)

ECSTA V700(クムホ)

ATR-K Sport(ATR)

サーキットを前提、公道も走れます、溝が浅く設計されています等の表記がされている場合が多いです。


ダート・ラリー用タイヤであれば、基本的にターマック〜硬質ダート用であれば大丈夫でしょう。

DIREZZAの94Rシリーズ辺りの物はサーキット用ハイグリップ同様の見た目をしている為、避けた方が無難です。


というわけで以下のタイヤの装着は避けてください。

応急用タイヤ Sタイヤ スリックタイヤ・レーシングタイヤ(レインタイヤ含む) スパイクタイヤ


Sタイヤの一例

ブリヂストン POTENZA RE-11S

ダンロップ DIREZZA 03G/02G/D93J

ヨコハマ ADVAN A050/A048/A021R

ピレリ P ZERO Trofeo R

ハンコック Ventus Z214/TD(Z221)/RS4(Z232)

クムホ ECSTA V710

トーヨー PROXES R888R

ナンカン Sportnex AR-1


減り切ったタイヤ、過度な引っ張りタイヤ、サイドウォールに異常な膨らみがあるタイヤも安全上からお断りする場合があります。


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